トピックス｜株式会社宮﨑補償鑑定

企業が農業関連ビジネスに算入し、撤退した例にはつぎのようなものがある。吉野家のコメや野菜栽培、オムロンのトマト栽培、ニチレイの野菜貯蔵と加工、東芝の植物工場など。
　多くのケ－スで共通なのは、本業のノウハウを生かそうと算入し、農業収益性の低さに直面して黒字化に見切りをつける戦略の「甘さ」である。日本では輸入農産物も合わせれば、年間の食品ロスは数百万トンに達するほど供給過剰であり、農産物の生産物で利益を出すのは簡単ではない(H29.6.17日経新聞)。